枕の正しい高さ

今回は症例ではなく、いつも患者様に指導しています枕の話をしたいと思います。  

まず始めに仰向きより横向きに高さを合わせる。これが大事です。
 
合った枕というと色々な話を聞きます。その中でも丁度良い高さを仰向きで合わせるという話を聞きますが,それでは低すぎます。私は仰向きではなく横向きで合わせた方が良いと思っております。ですので肩幅を埋めるくらいのけっこうな高さは必要になります。
 
【理由】
 
その1 
 
 人間は仰向きばかりで寝ている訳ではなく寝返りをしますので、仰向きで合わせると横向きにになった時に低く合わなくなってしまい(頚が横に曲がって)苦しくなってしまいます。それと、人間は横向きになる方向が左右2方向ですので仰向きより2倍の時間で寝ていることが考えられますので横向きの方が大事になります。
 
その2
 
 横向きで高さを合わせた方が寝返りしやすい。仰向きで合わせた低い枕だと寝返りの際に力が必要になります。逆に横向きで枕寝の高さを合わせると少ない力で寝返りが出来ます。返りしやすい方が寝返りの回数も増えて血液の循環も良くなり体に良い影響がおこりやすくなります。
 
その3
 
 個人差はあるが、頚は前屈、後屈(前後の動き)の可動域が大きいので少しくらい合わなくても苦しくない。比べて側屈(横の動き)は可動域が少ないので高さが合わないと頚に負担になる。
 
その4
 
 一般的には横向きで寝たの方が呼吸しやすいので横向きで出来るだけ寝た方が良いと思います。横向きに寝る時間を増やすには横向きに合わせた高さが必要です。また、仰向きはイビキや無呼吸になりやすいということを考えても、呼吸の楽な横向きに寝る習慣をつけるようにしましょう。また、横向きの高さに合わせれば自然に横向きが多くなりますので習慣づくというより自然と横向き寝になります。
 
 
 
それと慣れないうちは寝付けないとかあるかもしれませんが、慣れてくれば問題なくなります。
 
以上ですが、最後に寝返り不足は腰痛の原因にもなります。正しい枕の高さにして寝返りの回数を増やしましょう。
 
これが皆様に良い睡眠が得られるお手伝いになれば幸いです。
 
※なお疾患をお持ちで痛みがある方は医師へご相談されてから行って下さい。また100%全ての方に合うとは言い切れませんので自己責任のもと行うようにして下さい(当院では今まで何事も問題なく全ての患者様には喜んでいただけております)